引きこもりの方を対象とした就労支援について知りたい方のために、こちらのページでは、引きこもりの方が利用できる就労支援の解説と、障がいや疾病が原因で引きこもりとなってしまった方の就労移行支援などについて詳しく解説します。
ハローワークは、さまざまな職業の紹介を行っているほか、雇用保険に関する手続きや、雇用対策などのサポートも行っています。
地域の就労支援の中核を担っているのがハローワークです。一般の方に向けた幅広いサポートを行っている反面、引きこもり状態から社会復帰を目指しているといった特別の事情がある方にとっては、利用のハードルが少々高い可能性があります。
サポステとも呼ばれる地域若者サポートステーションは、厚生労働省が各都道府県に設置する若年層のための就労支援施設です。
仕事の紹介などは行いませんが、「働きたいけれど一歩踏み出せない人をサポートする」というイメージの施設で、就労に関する専門的な相談やコミュニケーションに関する訓練、協力企業への就労体験などを行うことができます。
若年者のためのワンストップサービスセンターであるジョブカフェは、各都道府県が設置している施設で、46の都道府県に各1つ設置されています。
原則として15歳から34歳までの若者を対象に、就職セミナーや職場体験、カウンセリング・職業相談のほか、職業紹介などを行っています。
現在引きこもり状態の方の中で、引きこもりの原因が障がいや疾病にある方の場合は、上記サポートのほかにも受けられるサポートがいくつかあります。
こちらでは、就労移行支援、就労継続支援など受けられるサポートについて詳しくご紹介します。
就労移行支援とは、さまざまな障がいを抱えている方の中で、一般企業への就労を目指している方のための支援で、一般就労に必要な知識やスキルを身につけるためのサポートを行っています。
利用できる方は、一般企業への就職を希望する障がいや難病をお持ちの方で、主治医による診断を受けている方、かつ年齢が65歳未満の方となっています。
就労継続支援には、A型とB型の2つがあり、雇用契約を結んで就労し給料を得るA型と、雇用契約を結ばずに作業をし工賃を得るB型に分かれています。
障がいや難病をお持ちの方以外にも、引きこもり状態の方が就労継続支援を受け、自分のペースで少しずつ社会的な自立を目指して行くことも可能です。
また、必ずしも就労が目的ではなく、生活リズムを整えたいという目標でも利用可能です。
上記でご紹介した就労移行支援、就労継続支援の2つは、障がい者手帳が無くても利用できる就労支援サービスです。
しかし、それぞれ利用するためには必要な書類や受給者証などがありますので、まずはどのようなサービスを利用したいのかを明確にする必要があります。
どのような支援を受けたいかが決まったら、利用したい事業所をピックアップして見学をしてみると良いでしょう。
引きこもり状態の方の中で、将来的に働きたいと考えている方のためにさまざまな支援があります。
また、引きこもり状態となってしまった原因に、障がいや病気などが原因となっている場合には、さらに利用可能なサポートも増えますので、状況に合わせていろいろなサポートを調べてみると良いでしょう。
就労継続支援を利用する際は、自分の希望に合った働き方ができる事業所を選びましょう。
以下では、理想とする働き方別に江東区、江戸川区にあるおすすめの事業所をご紹介しています。どんな事業所があるか、見てみてください。