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ASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)

ASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)を持つ方の就労を支援するサービスとしては、ハローワークや就労移行支援、就労継続支援などが挙げられます。その中でも、収入を得ながら一般就労を目指せるのが「就労継続支援」です。

これは無理のない労働時間で賃金を得つつ、一般就労に必要なスキルの習得に向けてサポートが受けられる方法。

このページではASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)を持つ方に向け、江東区・江戸川区の就労継続支援についてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

また以下のページでは、受けられるサポート別に、江東区、江戸川区のおすすめ就労継続支援事業所について紹介しています。自分らしく働ける事業所探しの参考にしてみてください。

目次

ASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)の特性

ASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)とは、社会的なコミュニケーションや対人関係などに困難さが生じる発達障がいの一種。

一般的には興味や活動の幅などに強いこだわりがあり、周りと上手くやりとりできないといった特徴があります。

また、音や味などの感覚が過敏であったり、小さな変化に苦痛を感じたり、細部にとらわれがちで全体を見通すのが苦手だったりといった特徴も見られます。

知的障がいや学習障がい、ADHD、適応障がいなど、他の症状と合併しやすい面もあります。

ASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)の方に
向いているのはこんな仕事

ASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)は、過集中しやすい、こだわりが強く細部を追求しがちといった特性を活かし、事務職やプログラマー、機械設計、校正、Webデザイナーなどの適性がある人も多いようです。

基本的には「正確性が求められるルーティン作業」や「記憶力が求められる作業」が向いていると言われていますが、集団行動は精神的な負担がかかりやすいので、個人で完結させられる業務を探すのが良いでしょう。

ASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)の方が
利用できる江東区、江戸川区の就労継続支援事業所一覧

では、ASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)を持つ方が利用できる江東区・江戸川区の就労継続支援事業所にはどのようなものがあるのでしょうか。

ここではASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)のある方を対象とした事業所をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。(2023年4月調査時点)

江東区

江戸川区

就労継続支援でぶつかりやすい課題

ASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)を持つ場合、就労にあたっての悩みとしてはやはり「コミュニケーションが上手くいかない」点が大きいようです。

察する、ということが難しかったり、曖昧な言葉の意味を捉えられなかったりといったことが、コミュニケーションの難しさに繋がってしまいがちです。

また、予想外の事態が起こった時臨機応変に対応できないこともあるので、就労継続支援や雇用においても、複数の指導者が別々の指示を与えるといったことはせず、ひとつのことに集中できる環境づくりを行う等の工夫が必要となるでしょう。

ASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)が理由で就労継続支援を受けられないケースは?

ASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)を理由に就労継続支援を受けられない理由としては、「対象の条件に該当しない」ケースが挙げられます。

A型事業所の場合は18歳以上65歳未満が原則となっており、過去の就労に関するいくつかの規定が存在しますし、B型事業所も年齢や雇用経験などの条件が設けられていますから、まずは該当するか確認してみてください。

ASD・自閉スペクトラム症(アスペルガー症候群)の方の就労継続支援利用の流れ

1.必要書類を用意する:就労継続支援B型の場合、障がい者手帳や主治医の診断書、自立支援医療受給者証があれば就労継続支援を受けることが可能です

2.市区町村の窓口で利用申請を行う:これはA型・B型共通となります

3.サービス等利用計画書の作成:これもA型・B型共通です。詳しくは窓口でお尋ねください

4.受給者証(障がい福祉サービス等利用受給者証)を発行・事業所との手続き

手続きが済んだら、A型は雇用契約、B型は通所契約を結んで完了です。