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就労継続支援の給与の相場はどのぐらい?

就労継続支援A型の手取りの相場とは

就労継続支援A型の場合は、雇用契約を結んだうえで働くため、給与が支払われます。

雇用契約を結んでいるため、各自治体で定められた最低賃金が保証されますが、具体的には、就労継続支援A型で就労した場合、1ヵ月あたりの給与相場はいくらぐらいなのでしょうか。こちらでは、A型の給与や手取り相場について詳しく解説します。

A型の仕事と給与相場

 

就労継続支援A型については、雇用契約を結んだうえで就労をするため各地域の最低賃金が保証されます。

そのため、令和2年度の平均給与は79,625円、令和3年度平均給与は、月額で81,645 円となっています。(※)

仕事内容は、パソコンを使ったデータ入力や各種書類の作成、工場でのピッキングや梱包などの軽作業、喫茶店やカフェでの接客・調理などさまざまな種類があります。

参照元:【PDF】厚生労働省「令和2年度工賃(賃金)の実績について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000859590.pdf)
参照元:【PDF】厚生労働省「令和3年度工賃(賃金)の実績について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001042285.pdf)

手取り額はどのぐらいになる?

 

就労継続支援A型は、雇用契約を結んだうえで働くこととなりますので、給与相場である8万円前後という金額から、雇用保険料や厚生年金などの社会保険料が天引きされた金額を受け取ることになります。

具体的な手取り金額は、実際に働いた分の給与によって異なりますので、想定給与は事業所に確認してみると良いでしょう。

就労継続支援B型の工賃相場とは?

就労継続支援B型の場合は、一般就労が難しく、雇用契約を結んで働くことができない方向けの支援のため、給与ではなく働いた時間などに応じて「工賃」が支払われます。

雇用契約を結ばないため、A型と比べると工賃は低めです。

B型の令和2年度の平均工賃は15,776円/月、令和3年度では、16,507円/月となっています。(※)

参照元:【PDF】厚生労働省「令和2年度工賃(賃金)の実績について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000859590.pdf)
参照元:【PDF】厚生労働省「令和3年度工賃(賃金)の実績について」(https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/001042285.pdf)

A型とB型どちらを選ぶべき

就労継続支援を利用する方の多くが、A型・B型どちらを選ぶべきか悩みます。

A型の場合は、最低賃金が保証されるというメリットがある一方で、雇用契約を結ぶので、決まった時間・日数働くことになり、不安を感じる方もいるかもしれません。

B型については自分のペースで働けるメリットがある一方で、工賃が安いというデメリットもあります。

A型・B型双方のメリット・デメリットを踏まえて、検討すると良いでしょう。

就労継続支援にはA型とB型の2種類があり、それぞれ雇用契約を結ぶか否かというポイントで大きな違いがあります。

この違いによって得られる給与・工賃は大きく変わりますが、利用者が抱える障がいや課題によっては負担が大きくなる可能性がありますので、A型事業所・B型事業所それぞれの特徴やメリット・デメリットをしっかりと把握したうえで、本人が働きやすく、心身共に無理のない環境で働くことができる事業所を選ぶと良いでしょう。

以下では、理想とする働き方別に江東区、江戸川区にあるおすすめの事業所をご紹介しています。自分に合った事業所を探すのに、ぜひお役立てください。