LD(学習障がい)を持つ方の就労を支援するサービスとしては、ハローワークや就労移行支援、就労継続支援などが挙げられます。その中でも、収入を得ながら一般就労を目指せるのが「就労継続支援」です。
これは無理のない労働時間で賃金を得つつ、一般就労に必要なスキルの習得に向けてサポートが受けられる方法。
このページではLD(学習障がい)を持つ方に向け、江東区・江戸川区の就労継続支援についてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
また以下のページでは、受けられるサポート別に、江東区、江戸川区のおすすめ就労継続支援事業所について紹介しています。自分らしく働ける事業所探しの参考にしてみてください。
LD(学習障がい)とは、知的障がいには該当しないものの、読み書きや計算、会話をするなど特定の能力のみが困難な状態を言います。
大きく分けて以下のような種類があるので、確認しておきましょう。
LD(学習障がい)の方は特性に合わせて、「苦手な分野がメインではない仕事」を探すことが大切です。
例えば読字障がい(ディスレクシア)の傾向があるのに書類や文献などを毎日読まなければならない仕事(事務職・研究職など)についた場合、困難さを感じる機会が増えてしまいます。
そのため、逆に自分ができることは何か、を考えて職業選択をするのが良いでしょう。
以下のような仕事だと、一部のLDの方に見られる「全体像を視覚的に把握するのが得意」といった長所を上手く活かすことができると言われています。
LD(学習障がい)を持つ方が利用できる江東区・江戸川区の就労継続支援事業所にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここではLD(学習障がい)の方を対象とした事業所をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。(2023年4月調査時点)
LD(学習障がい)の場合、自分の特性を理解し、それに沿った仕事につけば就業に困難を感じることはほぼないと言われています。
重要なのは、「できないことより、できることを優先する」こと。人と同じようにしなければ、と無理をするのではなく、得意な分野を伸ばせるようにすると良いでしょう。
LD(学習障がい)であることを理由に、就労継続支援が受けられないということはありません。ただし、「対象の条件に該当するか」をしっかり確認する必要があります。
また、LD(学習障がい)の場合は程度によっては「一般枠」で就労が可能なケースもあるので、自分の特性と向き合い、様々な選択肢を考えてみてくださいね。
1.必要書類を用意する:就労継続支援B型の場合、障がい者手帳や主治医の診断書、自立支援医療受給者証があれば就労継続支援を受けることが可能です
2.市区町村の窓口で利用申請を行う:これはA型・B型共通となります
3.サービス等利用計画書の作成:これもA型・B型共通です。詳しくは窓口でお尋ねください
4.受給者証(障がい福祉サービス等利用受給者証)を発行・事業所との手続き
手続きが済んだら、A型は雇用契約、B型は通所契約を結んで完了です。