双極性障がい(躁うつ病)は、無気力感が特徴のうつ状態と、逆に活発になりすぎる躁状態を繰り返す精神的な疾患のこと。
場合によっては障がい認定に該当することもあり、ハローワークや就労移行支援、就労継続支援などが利用できます。
ここでは、双極性障がいを持つ方が利用できる就労継続支援に関して、まとめてみました。江東区・江戸川区の就労継続支援事業所もご紹介していますので、ぜひご参考ください。
また以下のページでは、受けられるサポート別に、江東区、江戸川区のおすすめ就労継続支援事業所について紹介しています。自分らしく働ける事業所探しの参考にしてみてください。
双極性障がい(躁うつ病)とは、気分が落ち込む「うつ状態」と、逆に気分が高揚する「躁(そう)状態」を繰り返すのが特徴。
うつ病とは異なり、躁状態の時にはハイテンションになり、眠らずに活動したり知らない人に話しかけて回ったり、といった特性が見られます。
双極性障がい(躁うつ病)の方は、感情の起伏が激しくなりやすいため、周囲との軋轢が生まれがちな面もあります。
気分の上がり下がりが激しくなりやすい双極性障がいの方は、「身体的な負担が少なく、勤務時間に柔軟性がある」仕事が向いています。
具体的には残業が発生しにくい事務職や、フリーランスとしても働けるWebデザイナー、エンジニア、作業内容が簡単な軽作業などが挙げられるでしょう。
逆に寛解に必要な睡眠をとることが難しく、生活が不規則になりやすい夜勤の仕事、過度のプレッシャーがかかる仕事などは不向きとされているので、注意してください。
双極性障がい(躁うつ病)の方が利用できる江東区・江戸川区の就労継続支援事業所にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは身体障がいのある方を対象とした事業所をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。(2023年4月調査時点)
双極性障がい(躁うつ病)の場合、うつ状態と躁状態の差が激しいため、1人の顧客と丁寧に向き合う必要がある仕事(不動産業やコンサルタントなど)は難しさを感じることがあるでしょう。
また、うつ状態では出勤すらままならなくなるほど落ち込むこともあるので、接客業や営業などプレッシャーやストレスがかかりやすい職業も避けた方が無難です。
薬を服用している間は車の運転が難しい点もありますから、周囲の理解を得られる職場環境を探せるよう、就労継続支援においても希望をふまえしっかりと相談してみましょう。
双極性障がい(躁うつ病)の場合、就労継続支援は受けられるのか?と不安な方も多いでしょう。
就労継続支援(発達障がい者支援センター等)は「障がい者手帳が必須ではない」ため、希望すれば相談に乗ってもらえます。
ただし、就労継続支援(A型)は18歳以上65歳未満が原則となっており、過去の就労に関するいくつかの規定も存在しますから、まずは市区町村の窓口や事業所に相談してみると良いでしょう。
1.必要書類を用意する:就労継続支援B型の場合、障がい者手帳や主治医の診断書、自立支援医療受給者証があれば就労継続支援を受けることが可能です
2.市区町村の窓口で利用申請を行う:これはA型・B型共通となります
3.サービス等利用計画書の作成:これもA型・B型共通です。詳しくは窓口でお尋ねください
4.受給者証(障がい福祉サービス等利用受給者証)を発行・事業所との手続き
手続きが済んだら、A型は雇用契約、B型は通所契約を結んで完了です。