自律神経失調症は交感神経と副交感神経の乱れにより現れる、様々な症状の総称。
仕事や日常生活に支障をきたすこともあるため、就労移行支援や就労継続支援などを利用することが可能です。
ここでは、自律神経失調症を持つ方が利用できる就労継続支援についてまとめてみました。江東区・江戸川区の就労継続支援事業所もご紹介していますので、ぜひご参考ください。
また以下のページでは、受けられるサポート別に、江東区、江戸川区のおすすめ就労継続支援事業所について紹介しています。自分らしく働ける事業所探しの参考にしてみてください。
自律神経失調症は、主に交感神経と副交感神経がバランスを崩すことによって起こる、身体や精神の不調についての総称。
頭痛やめまい、動悸など明らかな異常がありながらも、特定の病気や精神疾患などを持たない場合に定義されます。
こういった症状の影響で、仕事に行けなくなったり集中できなくなったりといった日常生活への支障が生じることも。
自律神経失調症は、日によって症状が変動するのが特徴。
そのため、向いている仕事としては「勤務形態が柔軟で、不調な時にカバーしてもらえる体制が整っている」環境が大事だと言えます。
具体的にはクリエイターやエンジニアなど在宅勤務やフレックスが可能な職種や、福利厚生がしっかりした企業などが挙げられるでしょう。
また、社員数が多い、同じ業務に従事している人材が多いなどの特徴があれば、不調で休まなければならない時でも代わってもらいやすい環境といえるでしょう。
自律神経失調症の方が利用できる江東区・江戸川区の就労継続支援事業所にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は「精神障がい」の方を受け入れている事業所について、江東区・江戸川区でまとめてみました。自律神経失調症の方が対象となるかどうか、詳しくは各事業所のお問い合わせください。
自律神経失調症は医学的な病名がないこともあり、具体的な症状は個人差が大きい面も。
また、日によって調子の差が激しく、天候の影響も受けやすいと言われています。
倦怠感や疲労感が出やすいこともあるので、就労に関しては無理のない範囲で可能なよう、周囲への理解を求めることが大切です。
また、決まった病名がないゆえに、理解を得にくいのも悩まれがちなポイント。
単純に神経質なだけ、体力がないだけ、休ませれば治るだろう、などの誤解を受けるケースも多いため、理解の得られる職場を選ぶことも重要です。自律神経失調症の場合、就労継続支援は受けられるのか?と不安な方も多いでしょう。
就労継続支援(発達障がい者支援センター等)は「障がい者手帳が必須ではない」ため、希望すれば相談に乗ってもらえます。
ただし、就労継続支援(A型)は18歳以上65歳未満が原則となっており、過去の就労に関するいくつかの規定も存在しますから、まずは市区町村の窓口や事業所に相談してみると良いでしょう。
また、自律神経失調症は障がいに該当しないこともあるので、利用可能かどうか事業所に確認してみると安心です。
1.市区町村の窓口で利用申請を行う
2.サービス等利用計画書の作成
3.受給者証(障がい福祉サービス等利用受給者証)を発行・事業所との手続き
手続きが済んだら、A型は雇用契約を結んで完了です。